ネバーギブアップ 婚活！ 非モテ男の婚活奮戦記 02

前回記事
ネバーギブアップ　婚活！　非モテ男の婚活奮戦記　01


前回、8年間の婚活を経て結婚した俺の友人（以下、婚活男）を紹介した。
彼の不屈の精神力と行動力に敬意を払いつつ、
以下の2点の疑問点があった。


1. なぜ彼は8年の婚活期間のうち7年間失敗し続けたのか？ 2. なぜ彼は最後の１年で結婚相手をゲットすることができたのか？



今回は１について、考察してみたい。

彼は8年間の婚活を経て結婚したのだが、そもそもなぜそんなに時間がかかってしまったのか？
正直、タイミングなどの問題で1～2年くらい相手が見つからないくらいはありそうな話だが、
7年間というのは長すぎる。


簡単に彼のスペックを簡単に紹介しておこう。


１． 年収600万円以上　一流大学卒のエンジニア
２． 婚活開始時の年齢32歳、終了時の年齢40歳。
３． 身長　165センチ　　体重　90キロ（婚活開始時）　70キロ強（婚活3年目以降）
４． 大学時代に彼女は居たようだが、その後ほぼ10年程度彼女なし。
５． 性格は優しい。同性的には非常にいい奴。



同世代の女友達に彼の話をしたところ、
第一声は皆が皆、「それは婚活男君が相手を選びすぎている」というものである。

でも、俺の話を聞いているうちに「確かにそういう人も居るかもしれない」に変わっていった。

彼は誰でもよいではないにしろ、そんなに高望みをしていたわけではないのである。

要するにモテないのである。


学歴と年収は申し分ないと思う。

そりゃ世の中、上には上がいるわけだが、
この世知辛いご時勢で年収600万円以上は良いと思う。

結婚した現在の彼の年収は多分800万円前後まで伸びているので、
普通に考えて優良物件だと思う。

婚活情報誌を参照しても、
年収600万円以上の男は女性としては結婚相手として魅力的なのだと思う。


では、それほどのアドバンテージがあってなぜ相手が見つからなかったのか。。。？


友人には申し訳ないが、率直に書けば以下になる。


1．外見が悪い。
2．コミュニケーション力が低い。
3．全体的に自信がない雰囲気。要するに頼りない。


特に3がよろしくないのである。女友達との会話を書いていくと、はじめは、

「○●会社のエンジニアなら安定しているし、給料もいいし良いと思う。」
「性格も優しそうだし、あんた（俺のこと）より婚活男の方がスペック上だと思うよ。笑い。」
「絶対、相手選びすぎてるんだって！」


みたいな反応なのであるが、では、「お前らは婚活男をリアルに結婚対象としてみれるのか？」
と突っ込んでいくと、歯切れが悪くなるのである。


「どういう話をしてよいのかわからない。」
「デブとかの外見は我慢できるんだけど、自信がなさそうなのは、女子のウケが悪いかも。。。」
「もう少し女性経験をつんで、自信がついてくればいけると思う。」


みたいな反応になり、「お前は婚活男を結婚相手として見られるのか？」に対しては、
前向きな意見が聞かれなくなるのである。


婚活において経済力は大きなアドバンテージである。でも、 それは決して十分条件ではない。 逆に経済力なんて微塵もないのに、結婚できる男なんて山ほどいるのである。
決してイケメンとはいえない普通レベルの男がである。

これは事実である。


彼らにあって、婚活男にないものは何か？


外見やコミュ力も大きいだろうが、
煎じ詰めればそういうこともひっくるめた自信なのだと思う。

もう少し具体的に書けば、俺は女性を楽しませられる、俺は女性に受け入れられる。

そういった自信こそが、モテと非モテをわける大きな差なのである。


ま、いきなり自信を持てと言ってもなかなか難しいし、
無理に自信を持とうとするとさらに泥沼化する恐れもあるかもしれない。


でも、自信なんてちょっとしたきっかけでつく時はつくものである。


次回はちょっと脱線するが、その自信について考察したいと思う。


関連記事
ネバーギブアップ　婚活！　非モテ男の婚活奮戦記　03